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朝食に、ベーコンを熱く語る

     しみじみと食べる 飯ばかりの飯である   山頭火

山頭火には申し訳ないが、今朝の朝食は「自家製ベーコン&ターン・オーバー半熟目玉焼き オン・ザ・ライス卵かけご飯」である。
この長ったらしい名前の朝食は、目玉焼きの卵かけご飯を少し誇張させてもらっている。

なぜ誇張するかというと、このベーコンは「私が半月かけて作った無添加自家製の逸品」だからである。自分で作ったモノを「逸品」などと言うとおこがましいのだが「実に旨い」のだからしょうがない。

豚肉だがスーパーの棚で安穏とした眠りに就いているパック品は買わない。昔からやっている街の精肉店でオヤジと世間話をしながら、2日前に屠畜したばかりの信州特産無菌豚「SPF豚のバラ肉」をブロックで購入する。「新鮮さ!」ココが重要なのであり、私はココにこだわるのである。詳しい燻製工程はまた別の機会にブログ・アップしようと思っている。

市販のスライスされてパックに入ったベーコンは「1Kgの肉が仕上がると1Kgより重くなっているベーコン」だとご存じだろうか。塩漬けして乾燥し、燻製するのだから重量は減るのが物理的に正しい成り行きだ。
量産ベーコンは調味水(これが燻製の臭いがするんだから始末に悪い)を数百本の注射針が付いた注入マシンで肉に注射するのである。調味水には防腐剤、発色剤と合わせて凝着剤が入っている。こいつが重量増加の元になる。それから加熱殺菌し、表面に色づけして終了。アレ、燻製してないの?そう燻製してないのだ。早くて手間がかからず腐らない。しかもありがたいことに量が増える。そんなモノ喰いたくないので自分で作るしかない。

IMG_1138.jpg

ベーコンは鉄のフライパンで焼く。油はひかない。強火で十分フライパンを熱したら中火にしてベーコンを入れる。ベーコンはブロックからの切り出しなので厚さは自分で決めて良い。だから厚目だが一番旨く思える厚さなのである。
じっくりと焼いていくと豚本来の上品で金色にはじける脂がたっぷり出てくる。自分からあふれ出た脂の中で、ベーコンは旨そうな焦げ目を纏うのである。そしておもむろに炊きたての飯の上へ移っていただく。しかる後にフライパンにたっぷり残った黄金の脂に静かに卵を割り入れる。上空から勢いよく落としてはいけない「そっと置くように」が肝心だ。

IMG_1738.jpg


すでに腹が空いて、食欲魔人と化したオヤジは綺麗な目玉焼きを望まず、時間短縮のためターンオーバーさせた目玉焼きを作るのである。半熟手前、しかし熱が入った黄身が、卵かけご飯にはマストアイテムであることは周知の事実である。頃合いを見計らって目玉焼きをオン・ザ・ライス!

IMG_1739.jpg


後はこだわりの醤油をかけ十分にご飯と混ぜ込んだら、どんぶりの縁に唇を付け、箸でワシワシとかき込むだけである。ベーコンの脂と、熱が加わった黄身のコクで飯は、日本人で良かったと改めて実感させる逸品になる。
脇役の活躍に気を取られ、飯の上に鎮座している主役のベーコンを忘れてはいけない。箸で持ち上げ一口前歯でかみ切り、口の中で飯と一緒にさらに咀嚼する。

 この瞬間、神に感謝せざるをえない朝のヒトトキが私に訪れるのである
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Author:cjjfish
信州からオートバイ乗りのオヤジがツーリング、燻製作り、家庭菜園のことなどを種田山頭火の句と織り交ぜ書き連ねます

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    春夏秋冬
  あしたもよろし
  ゆうべもよろし
すなおに咲いて白い花なり

   種田山頭火

Twitter つー坊 @cjjfish

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