春陽に誘われ、今年の「初お散歩ツーリング」に出かけた

     遠山の雪ひかるどこまで行く  山頭火

信州、それも北側に位置する北信では11月末になれば雪が降り始め、3月いっぱいは降雪の心配をしなければいけない。この時期バイク乗りは涙をこらえ愛機を冬眠させるのだ。

冬でも道に雪が無く、そこそこ暖かい日はある。しかしカーブを曲がると圧雪された根雪がスタッドレスタイヤに磨き上げられピッカピカに光って横たわっていたり、冬の間撒き続けられた融雪剤「塩化カルシュウム」がその濃度を増し、雪解け水と混じり合い濃厚な液体となって道に漂っているのである。そんな水を浴びれば愛機の金属部品は真っ赤に錆付いてしまう。それらのトラップに愛機を踏み入れることは自爆を意味する。しょうがないので信州のバイク乗りは春までじっと我慢をするのだ。

それでもこの時期になれば暖かな春の陽射しを感じられる。しばらく雪が降ってなければ塩カルを撒いた心配もない。山の峠はまだ雪がある心配はあるが、やはりバイク乗りの気持ちは落ち着かなくなる。
先週冬眠から起こしたばかりの愛機の車検が、昨日終わってきた。しかも今日は最高気温15度の予報「ちょっとそこまで走るか」となるのは当然なのである。

陽射しは暖かだが風はまだ冷たい。初ツーリングの目的地は「雪を纏った北アルプスが壮大に見えるところ」と決めた。まあ目論見としては小川村天文台の前庭駐車場なんだけどね。

途中「道の駅おがわ」で定番の「おやき」を購入。寒さでかじかんだ指先を熱々のおやきで暖める。しかしこの田舎の地も食「野沢菜のおやき」は何でこんなに旨いんだろう

IMG_1762.jpg

目的地の小川村天文台の駐車場は雪かきをしてなく全面雪野原!しかも除雪した雪の捨て場になってる。あきらめて脇の村道へ入る。そこで撮した北アルプスの山並みを御覧あれ。

IMG_1764.jpg

IMG_1765.jpg

たぶんここより先は道に圧雪、塩カル濃度が高い雪解け水があふれていそうなので今日はここまで。来た道を素直に帰るのが経験に裏付けられた危険探知能力!大人の選択なのだよ。

途中のりんご畑から小川村の里山風景を。眼下の牧場からノンビリとした牛の鳴き声が静かな山村に響いている。ここ信州の本格的なツーリングシーズンまであと一ヶ月だ。

IMG_1768.jpg



     けふのよろこびは山また山の芽ぶく色 山頭火

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

cjjfish

Author:cjjfish
信州からオートバイ乗りのオヤジがツーリング、燻製作り、家庭菜園のことなどを種田山頭火の句と織り交ぜ書き連ねます

  山あれば山を観る
 雨の日には雨を聴く
    春夏秋冬
  あしたもよろし
  ゆうべもよろし
すなおに咲いて白い花なり

   種田山頭火

Twitter つー坊 @cjjfish

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR