オヤジの忙しくも、充実した日曜日

 どなたも元気で 夏畑の 人や虫や  種田山頭火

ずいぶんとブログの更新をサボったものだ。正直いろいろ忙しかったのは事実だし、ネタに事欠いていたということもある。オヤジの日常はそんなに変化に富んではいないのだよ

ゴールデンウイーク初日に植えた野菜の苗は順調に育ち、早いモノはもう収穫できるようになった。

その代表格はズッキーニだ。オヤジの畑では毎年定番の野菜だ。連作障害も出ず、安定して収穫でき、食べても美味しいのだ。

ただ一つ難点がある。雌雄別花なので受粉をしてくれる虫が出てくるまでは、雄花を摘んでおしべをめしべにくっつけるという受粉作業をしなければならない。しかもこいつら早起きで、日が強くなると花がしぼんでしまうので、早朝のルーチンワークに「ズッキーニの受粉を手伝う」という仕事が追加されるのだ

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初期はなかなか雄花が咲かない。雌花だけが寂しそうに咲いているが、オヤジはお構いなしにその雌花を摘んでくる。これが「花ズッキーニ」という独立した食材、栽培していないと食べられない逸品なのだ。ちなみに受粉できなかった雌花はほおっておくとしぼんで腐ってしまう

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めしべを取り、か弱い花弁に肉や、チーズを包みフリッターや天ぷらにする。今回は先日仕込んだスモークチーズのオリーブオイル漬けがあったのでそれを入れた。これが実に美味いのだよ。花ズッキーニが手には入ったら是非試してくれ

昨年の晩秋に植えたタマネギが収穫できるようになった。50本植えたが大半が無事冬を越し収穫できた。一昨年は全滅の憂き目にあったが、今年は大きなタマネギを収穫できた。

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新タマネギをさっそく女房が「丸ごとコンソメ煮」にした。収穫時だけ味わえる、甘くてとろとろの新タマネギを堪能したのだ。

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朝から家の片付けをしていた。まもなく昼という頃、隣のリンゴ農家の息子が夜釣りで釣った大量の豆アジを持って泣きついてきた。

「母ちゃんがこんなアジ捌けないと言うんで、おっちゃん捌いてください」報酬は別に良いのだが「豆アジ半分と今朝リンゴ畑で取ってきたワラビ」だ。ほくそ笑むオヤジ。ありがたい交換条件ではないか

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ビッグゲーム・フィッシャーマンだったオヤジは、釣ってきた10Kg以上のカンパチやマグロをスイスイ捌いていたのだ。こんな小さい魚は・・・あっという間に・・・出来ない。仕方なく最近出番がなかったカスタムナイフ「トラウト&バード」を持ち出し、背中を丸め椅子に座り、流しに向かってちまちまと60数匹の豆アジの解体作業を小一時間続けたのだ

アジをさばく為時間を取られたが、昼飯は収穫したズッキーニでオヤジ特製のペペロンチーニを作った。

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野菜オンリーのパスタ。ニンニクはこの春収穫した自家栽培品だ。これが実に旨いのだよ

夏はもうすぐだ。今日は夏のような空だが爽やかな風が吹いている。忙しい週末だったが少し昼寝をした。寒くなく、暑くなく、穏やかにまどろんだ一時だった。

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今朝から東側の使っていない部屋を片付けていた。絵を描く部屋を確保するためだ。今まで二階のリビングにイーゼルを置いて描いていたが、犬にも女房にも不評だったので、一階に撤退することにした。実はこの部屋寒いのだ。季節も良くなってきたのでここで秋までは頑張ろう。冬が来たらまたその時考えることにしよう。

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古い部屋だが、遠くまで見渡せる「明るいアトリエ」にオヤジは満足している


夕飯は女房が午後一杯かかって二度揚げにした豆アジを、収穫したばかりの新タマネギと一緒に「南蛮漬け」にしてくれた。やはりこの時期、ほどよく冷えた南蛮漬けを冷めたいビールでやっつければ・・・至福!

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  しかし忙しくも、充実した日曜日だったなあ



 昼寝目覚めて どちら見ても山  種田山頭火



オヤジのゴールデンウイーク2016

  空は皐の 一人ではない   種田山頭火

今年のゴールデンウイークは忙しかったぁ〜。いやもとい・・楽しかったぁ〜。いや本当に充実したゴールデンウイークだった

ゴールデンウイーク初日、オヤジがこの時期必ずやらなければいけないのは「家庭菜園に野菜の苗を植える」ことだ。

庭の片隅、半畳ほどのスペースから始めた我が家の家庭菜園も、年を追うごとに広がり、近年は家の下の傾斜地に畑を借り、その広さもすでに30㎡ぐらいになった。必然的に耕すのも草取りも大変な作業になっているのが実情なのだが、でも楽しいのだ。小さな種や苗が、手をかけると大きくなって、たくさんの恵をくれる。こんな喜びはそうはない

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キュウリ、トマト、ナス、ズッキーニ、ピーマン、唐辛子、サヤインゲン、オクラを植えた。茂っているのは春先に植えたジャガイモだ

二日目は天気も良く、前々から友人達と計画していた「白馬ツーリング」に出かけた。50ccスクーター、110ccカブ&KSRの3台で「時速40Kmを守って走ろうツーリング」だ。

ハーレーにする前まではメガスポーツバイクを乗り継いできていたオヤジは、ツーリングと言えば集合場所だけ決め、各自200Km/hオーバーでハイウェイを疾走(すでに時効)するものだった。

今日は田舎道の端っこを時速40Km/hでとコトコト疾走している。穏やかに風を受け、陽射しのぬくもりを感じ、道端の山の木々、花を見ながら走る。追い越してゆく自動車やバイクに競争心も抱かずトコトコ走る、これが実に楽しいのだ

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 鬼無里道の駅で休憩 本日の参加車両

スクーターではきついかなと思っていた白沢峠を越え、白馬に入る。まずはオヤジお薦めの松川河川管理道路を目指す

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 雪代が出ている川原の岩に座って、オヤジ定番のマキネッタで淹れるエスプレッソをチョコレートクッキーでやっつけるのだ。オヤジのエスプレッソに砂糖なんぞは用意していない!

昼を過ぎたが本日の目的地、昨年KSRでラーメンを作って食べた「木崎湖を見下ろすパラグライダー発着所」を目指し、ひた走った。ラーツーのことは前のブログを見て欲しい

この時期の「小熊山林道」は雪は消えたが岩のかけらや、枯れ枝、浮き砂が目立っていた

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 無事とうちゃこ〜 崖の際に立っている友人は「高所恐怖症」なのだ。でも「怖いけど気持ちいい〜!」

この後林道を木崎湖へ向かい降りてゆく。途中一名が行方不明になり、探しに戻ると排水溝の段差でジャンプし、こけてしまったようだ。オヤジのツーリングでは身体の痛みと財布の痛みは自己責任



翌週、今度は別メンバーでまた同じコースを走った。今度は大型車。オヤジも小熊林道を初めてハーレーで走ることになる。なにせこのハーレー、右コーナーで車体を傾けるとマフラーをすぐ擦るのでリズムが保てない

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 鹿島槍スキー場の駐車場で記念撮影

 同じ市内のTwitterフォロワーさん、大阪からダムツーリングにこられたフォロワーさんと「どうしても行きたかった」という「木崎湖を見下ろすパラグライダー発着所」へ向かう

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 今日はここでエスプレッソだ

ちょうど大阪からのフォロワーさんが誕生日と言うことで、チョコレートクッキーとエスプレッソでささやかなお祝いを

二人はこの後「ダムカード」をもらう為に奥裾花ダムへ向かった。午後は東京から来るフォロワーさんと昼食を食べることになっている。まだ時間があったので青木湖へ

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 青木湖は風が強くて参った

毎年白馬に来てくれる東京からのフォロワーさんは、今軽飛行機操縦の教習を受けているそうだ。飛行機の操縦法を聞いたが、すでに頭の回転が衰え、記憶力が低下する一方のオヤジには、もう挑戦は無理だと悟った

昼食を終え今度は北アルプスを見晴らせる「鷹狩山」へ向かう。この山は北アルプスと対峙する山頂からの眺めが最高なのだ

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 すっきりと晴れた北アルプス パノラマで見て欲しい(クリックすると大きくなるぞ)

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 本日二回目のエスプレッソタイム

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 逆光だが北アルプスを入れて記念撮影

今年もたくさんの友人達と楽しくゴールデンウイークを過ごせた。若干痛い思いをした友人も一名いたが、天候に恵まれ白馬の自然に癒された。改めて一緒に遊んでくれた友人達、信州の大自然に感謝する!

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 信州を訪れるバイク乗りは遠慮無く声をかけてくれ。絶景を眺めながら淹れた、オヤジ特製のエスプレッソをご馳走しよう!ただし砂糖は入れさせないぞ!       



  草が芽吹いて 来てくれて 悪友善友  種田山頭火










春の海を観てきた


 春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな  与謝蕪村

今日は山頭火ではなく蕪村の有名な一句を。
信州から新潟の海へ出るには豪雪地妙高高原を超えなければいけない。当然道には融雪のため大量の塩カルが巻かれている。従ってバイクで県境を越えるには春になり雪が溶け、雨で塩カルが流された頃を見計らってからになる。

まずはいつもの柏原の田んぼから黒姫山と妙高に挨拶する。田んぼの雪はすっかり消え、もうじき田起こしの季節だ

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県境は思っていたより温かく、雪もなかった。県境関川にかかる橋から妙高山を望む

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上越の海は、生まれて初めてみた海だ。小学校一年生の夏、汽車に乗って父親が勤めていた会社の海の家へ家族で出かけた。県境の山越えの為に列車には蒸気機関車が連結され、トンネルに入るたびに煙が車内に入らないように窓を閉めた。

いつしか山は見えなくなり、いくつかのトンネルを抜け、そして突然車窓から真っ青な海が見えた。その時に見た海の青さは今も忘れられない。強烈な印象で脳に描き込まれた青だ。今までいろいろな海を見てきたが、この時の青さを凌ぐ海は見ていない

能生の手前、海岸まで降りられる堤防にバイクを停め一休み。ここでガードレールに邪魔されない写真を撮るのがお約束だ。

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暫く海を眺めて居たら、眠気と食い気が襲ってきた。海岸に降りて潮の香りを胸一杯に吸い込む

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昼食は能生の道の駅で海鮮丼を食べた。地魚丼という白身魚ばかりの海鮮丼だ。この辺りで白身の地魚はソイ、メバル、スズキあたりか。残念なことに使われている魚の名前を聞きそびれた。しっかりした歯ごたえと、それぞれ深い味わいを持った旨い刺身だった。

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Twitterを眺めていると、地元のフォロワー君が近くを疾走って居ることがわかった。一度会いたいと思っていた青年だ。
食事を終え、先ほどの海岸へ戻り、その場所をツィートすると程なく彼は現れた。1200ccのスポーツスターを購入したばかりの彼は、やはり新調した仕立てが良い、美しい革のジャンパーを纏っていた。スウェットパーカーにダウンベストといういでたちのオヤジは、足の長さの違いに「大和民族体型保存会」の会員として、人類の種としての進化を強く感じたのだった。

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寒くなる前には戻りたいので早々に海を後にした。途中野尻湖に寄ったが、もう除雪で積み上げられた雪はなかった。

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今シーズンはどこでどんな出会いがあるのだろうか。免許の書き換えを終え、また三年間はブルーになったオヤジは、「バイク乗りなんだからゴールドなんぞ欲しくない!」と放言を繰り返すも、「次回こそゴールド免許になろう」と固く決意するのだった


 新国道 まつすぐに 春の風  種田山頭火


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オヤジ特製 ビーフジャーキーの作り方

 いつしか あかるくちかづいてくる太陽   種田山頭火

春の足音が近づいてきている信州だが、今日は雪が降っている。この冬に作った燻製、生ハム、パンチェッタ、ベーコンはすべて食べ尽くし、後はサラミ1本を残すのみとなった

太陽が力を増してくる頃に作り始めるのは「ビーフジャーキー」だ。オヤジの中で「ビーフジャーキー」とは「カウボーイが灼熱の砂漠で太陽の陽射しで灼いて作るモノ」という固定されたイメージがある。そう、「燻製」と言うより「干し肉」のイメージなのだ。実際真夏には燻製をかけず、干しただけの干し肉を作ったこともあるが、やはり燻製にした方が美味しいと言うことがわかった。

まだまだ寒く、太陽の光に力強さは足りないが、久しぶりに今週末に作ることにしよう。実はこのジャーキーにはファンがたくさんいるので、極秘で作戦を進行し、出来たらお裾分けで喜んでもらうのがオヤジの愉しみなのだ

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今回はオヤジのレシピを公開する。燻製としては失敗が少なく美味しいので是非挑戦して欲しい

いつも燻製には新鮮な肉に拘っているが、ビーフジャーキーに関してはこの法則が当てはまらない。国産牛、アメリカンビーフ、いろいろ試したが、オージービーフのチルド品が仕上がったときの堅さ、味ともに一番美味しかったのでずっと使っている。

オヤジのビーフジャーキー製造歴はもう三十年近い。作った量は記憶にないが数十キロになる。その経験から導きだしたレシピなのだからご信頼いただきたい。

 オージービーフ赤身 1Kg 肉の筋に沿って4〜5mm程度にスライス(掃除したときに出るスジや脂は、茹でて愛犬のおやつとする)

精肉店の保管庫で落とされてから一度も冷凍せず(チルド保管)熟成されているのを「例のやつちょうだい!」と言って放出させる。薄くスライスするには「半冷凍」して切ればなんとか切れるが、ここは肉屋のスライサーにお願いした方が間違いない。オヤジのビーフジャーキーは4mmの厚さで作る。仕上がりはちょっと堅めで歯ごたえがある状態になる。ソフトなジャーキーにしたければ5mmに切ってもらう。この1mmの違いで仕上がりが激変する。これも経験から導き出した。もっとも好みなのでいろいろ自分で試してもらえば良い。

スパイス類は以下になる。こちらも好みだが、塩抜きをしないので、この辺りを標準としていただきたい。

 岩塩   35g
 砂糖   30g
 醤油   大さじ1
 白だし  1/3カップ
 みりん  1/2カップ
 赤ワイン 1/2カップ
 水     1/2カップ
 黒胡椒 小さじ1 粒でも良いが、その場合は割ること
 ニンニク  大さじ1
 オールスパイス 小さじ1
 タマネギスライス 1/2個
 月桂樹   3枚
 タバスコ  5〜15滴ぐらい 子供に食べさせるのなら無しでもかまわない

漬け汁は漬け込む前日に作っておくことを忘れないように。上記の材料を鍋に入れ火にかける。沸騰させず5分ほど煮る。その後は自然に冷めるのを待つ。

スライスされた肉は結構大きいので4cm×8cm程度に切り分けておく。その肉をドバッと一度に漬け汁に入れてはいけない。1枚1枚丁寧に漬け汁に放ってゆく。時々軽く揉みながら肉にまんべんなく漬け汁が行き渡るようにだ

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約10時間漬け込む。そうしたら流水で一気に洗う。長く流水に晒してはいけない。

薄くスライスした肉を流水で数時間晒せば、塩気と一緒に旨味も抜けてしまうことは聡明な貴君にはご理解いただけると思う。だからオヤジは塩抜きせずそのまま食べられる味のレシピにたどり着き、漬け込みが終わった肉は軽く洗うだけで良いのだ

ザルにとり一度水気を切る。

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それから新聞紙の上にペーパータオルをひき、肉を一枚一枚並べ、またペーパータオルをひき、その上にまた肉を並べる。1Kgの肉を上記サイズに切り分けると約60〜80枚の短冊になるので、結構大変な作業だが手間とペーパータオルを惜しんではいけない。急速に水を切ってやることで肉の旨味プラス漬け汁の旨味が固定されるのだ。

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水が切れたら干物製作用の網籠に重ならないよう並べ風乾工程だ。時間は湿度にもよるが8〜12時間程度、表面が乾き、肉に張りが出たら頃合いだ。この時に軽く白胡椒の粗挽きを振ってやると風味が増す。好みだがけっこうお勧めだ

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燻製にかける際、オヤジはステンレスの金串にさして「すだれ」のようにしている。これだときっちり並べて、大量の肉を一度で燻煙にかけられる。燻製ボックスの金網に並べていると、この枚数は一度では燻製出来ない

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まずは60度ほどで1時間、煙をかけずに肉を乾燥させる。そのまま60度で1時間燻煙をかける。それ以上だと煙のえぐみが出てしまうのでこれで十分だ。まだ温かいうちにバーボンか日本酒の霧を吹いてやると、良い風味が付く事もお伝えしておく

金串に刺したまま一晩そのまま放置する。あと僅か我慢をすれば煙が落ち着き、翌日には旨味が凝縮され、良い香りがする「ビーフジャーキー」を味わえるのだ

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太陽が力強く降り注ぐ季節なら、風乾を外で直射日光を当ててやる。カラカラにならないように注意し、その後1時間ほど煙をかける。ビール片手に真夏の太陽を浴びながら噛みしめる。やはり「ビーフジャーキー」には夏の太陽がよく似合うのだ

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手作りの「ビーフジャーキー」はビールはもちろん、バーボン、日本酒、ワインにも合う。しっかり乾燥させれば長期保存も可能だ。管理する温度は60度前後で1時間なので段ボール製燻製ボックスにスモークウッドでも問題はない。燻製をやってみたい方は、このレシピを参考に「ビーフジャーキー」に挑戦し、酒が止まらなくなる「自分の味」を探求して欲しい

スーパーやコンビニでポリエチレンの袋に詰められて並んでいる、「ビーフジャーキー」に二度と戻れなくなってもオヤジの知ったことではないので悪しからず

掲載した写真は過去のものだが、今週末にベーコンと一緒に作るので、状況は追々Twitterでお知らせしたい。その頃には春の気配も濃くなっていればよいのだが
 

  もらうて食べる おいしい有りがたさ  種田山頭火

春が来た・・のかな

  春が来た 旅の法衣を洗う  種田山頭火

信州にもやっと春の気配が感じられるようになった。
先週少し走ろうとハーレーにエンジンに火を入れたら、三ヶ月の冬眠から無理矢理起こしたのに、あっけないほど簡単にエンジンがかかった。今年も元気に疾走ってくれそうだ。

シーズンインに備え、もう5年ほど使っているグローブと一緒に風呂に入り、石鹸で洗った。オイルを入れ続け、革自体が重くなってきたので一回リフレッシュさせるのだ。

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 この丁寧で見事なシャーリング加工を見ていただきたい

本来革を洗うのは厳禁なのだが、このグローブは純日本製。まじめにしっかりと作り込まれた革グローブなので風呂でゴシゴシ洗われてもへこたれないだ
余分なオイルと汗汚れを落とし、陰干し、成形、まずはベースオイルになるニーツフットオイルを入れ、さらに陰干しを続けた。こういうまじめに作られたグローブは、今シーズンもしっかりとオヤジと共に疾走ってくれるだろう

この週末、急に暖かくなったので所用を済ませ、まずはKSRで散歩がてら近所を走ってきた。春の里山は農作業が始まっていた。

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暖かな陽射しが気持ちよい

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山路を登るとまだ雪が多い あえなく断念



帰宅し、畑の端に生えてきたフキノトウを採った。今年も大きく、柔らかくて香りが強いフキノトウがたくさん採れた。さっそく女房が「蕗味噌」にしてくれた

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 信州ではフキノトウを「フキッタマ」と呼ぶのだ

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 ほろ苦く香り豊かな蕗味噌 これでご飯何杯でもいけてしまう


日曜日はハーレーで白馬、安曇野へ出かけた。温かな陽射しが降り注いでいたので厚手の綿パーカーにダウンベスト、ジーンズにウエスタンブーツというこの時期ではまだ軽装かなと思うスタイルで乗り出す。

白馬街道の「道の駅 おがわ」で休憩する。ここでは必ずおやきを食べるのだ。温かなおやきをほおばり、道を眺めているがバイクは走ってこない。こんなに天気が良いのにね

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 ここまでは暖かかったのだ

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 いつもはあんこだが今日は野沢菜のおやき



白馬村の田んぼの中の一本道で北アルプスの写真を撮った。広い田んぼの雪で冷やされ、渡ってくる風が冷たい。やはり冬装備で来れば良かったか

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 この写真にたくさんの「いいね」がついた みんな最新の信州ツーリング情報が知りたかったようだ

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 松川河川敷で白馬岳をバックに

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 中綱湖はまだ2/3が凍っていた


南下すると雲が厚くなってきた。寒くはないが予報ではこの後雨になるようだ。安曇野に来たら必ず寄る「北アルプス牧場」。
ここのソフトクリームは必ず食べる。寒さに凍えていてもだ。旨いのだからしょうがない。ざらつきのないなめらかそのものの舌触り、深いコク、爽やかなのどごし。他のソフトクリームとは違う、是非食していただきたい逸品なのだ。

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 とにかく一度食べてみてくれ

遅めの昼食を食べていたら、市内のフォロワーさんから「たくさん作った野沢菜漬けが酸っぱくなる前に食べませんか」という嬉しい連絡が来た。年末に作りたての野沢菜漬けとオヤジ特製のベーコン、サラミと物々交換したやつだ。塩でなく醤油で漬けた旨いやつ。ありがたくちょうだいした。

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 「旨い!」 このぐらいが一食分 夫婦でぺろりと食べてしまう信州人

信州ではフキノトウを味わい、酸っぱくなってきた野沢菜漬けを食し、貯蔵していたリンゴが無くなると春が来る。そろそろ春が来ると実感していたら、隣のりんご農家から「これ最後のやつね」とたくさんのリンゴをもらった。「秋にはまた収穫の手伝いヨロシク!」としっかり労働との等価交換を約束させられた

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少しぼけてきているがまだまだ旨い信州リンゴ



夜にフライロッドとリールのメンテナンスをした。ロッドはバンブーを使っているので、オイルで拭き上げ、曲がりが無いかチェックする。リールは回転がスムーズであることを確認し、オイルを入れる。毎年この時期にはラインを引き出しシリコンを塗布、春の渓流に思いをはせるのだが、結局行かないで終わる

なぜかって、単純明快「老眼」になったからだ。

練習し、技を磨かないとラインを飛ばすことすら出来ない、しかももっとも釣れない釣りと言われるフライフィッシング。維持に手がかかるバンブーロッド(竹竿)、繊細な毛針、精緻なバランスのリール。バイクも言うことを聞かない、しかも調整が面倒なキャブレターを好む

自分でもあきれるほど「面倒で手がかかること」が好きなオヤジなのである

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 「機能美」だろう

トラディショナルなスウェルバットのバンブーロッドにモダンでメカニカルなATHのリールを合わせるがオヤジのお気に入りだ。
フライフィッシングの針は小さな毛針だ。昔は自分で作ったが老眼では上手く作れなくなってきた。ましてや針と細い糸を結ぶことを夕暮れの川でやるのはかなり難しい。結果「アームチェア・フィッシャーマン」と化すのである。

釣りに行ってないのでオヤジの燻製レパートリーにここ数年イワナの燻製がラインナップされていない。イワナに限らず渓流魚の燻製は繊細で、肉とは違う奥深い旨さがある。今年はお気に入りのバンブーロッドを手に、川へ行ってみようかと思う宵であった

  歩けば蕗のとう  種田山頭火


プロフィール

cjjfish

Author:cjjfish
信州からオートバイ乗りのオヤジがツーリング、燻製作り、家庭菜園のことなどを種田山頭火の句と織り交ぜ書き連ねます

  山あれば山を観る
 雨の日には雨を聴く
    春夏秋冬
  あしたもよろし
  ゆうべもよろし
すなおに咲いて白い花なり

   種田山頭火

Twitter つー坊 @cjjfish

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